2016年度第3単位振り返り

本単位では、「ものづくりにおける価値づくりとは?」をテーマに、以下3点について考察しました。

①顧客が自社に求めている価値は何か?

②自社が提供している価値は何か?それは顧客の求める価値と合致しているか?

③自社の価値づくりに、次代のリーダーとしてあなたはどのように関わるのか?

~第3単位の概要~
① 企業訪問: 花王(株)和歌山工場
   工場概要説明・グローバルテクノスクール見学・製造ライン見学
   エコラボミュージアム見学・質疑応答

② 企業訪問:
(株)小松製作所大阪工場見学
    工場概要説明・組立ライン見学・ITC建機デモ見学・質疑応答

③ 共同テーマ研究:
    9月の中間発表に向けて、各グループにてミーティング

8月4日(木)

企業訪問:花王(株)和歌山工場

花王(株)(以下、花王)の和歌山工場を訪問しました。日本国内に複数存在する同社の工場の中でも、和歌山工場はマザー工場としての役割を担い、国内外で生産される製品の約40%にものぼる割合の製造を行っています。
当日は、下記のような流れで、工場敷地内を見学しました。

①工場概要説明

工場長より、花王の歴史や信念、工場に関する概要をご説明いただきました。

②グローバルテクノスクール見学

花王では、国内外の優秀な中堅技術者を対象にした「グローバルテクノスクール」という研修制度を実施しています。この研修は、技術面だけではなく精神的にも優れた次世代リーダーを育成することを目的として、各国から選抜された20名程度のメンバーが8か月間寮で共同生活を送り、生産管理等業務に係る知識や語学、茶道や座禅、ボランティアといったリベラルアーツ等幅広い事柄に関する知識・知見を深めるカリキュラムを展開しています。
今回は、同スクールにて実際に利用している教育用プラントや、実験場、講義室等を見学しました。

③製造ライン見学(家庭用洗剤、柔軟剤等)

家庭用洗剤や柔軟剤の梱包ラインを見学しました。

④エコラボミュージアム見学

花王では、製品を生産する段階のみならず、製品の開発から一般家庭で消費される段階まで一貫してエコフレンドリーであることを目指し、製品の開発・生産を行っています。エコラボミュージアムでは、同社で実際に使われている環境技術の紹介や、地球環境に関する展示を通して、同社の徹底した環境への取り組みを学びました。

⑤質疑応答

徹底した人材育成や環境への取組みに、受講者たちも学び取るものも多く、質疑応答も大変活発に行われました。

8月5日(金)

■企業訪問:小松製作所(株)大阪工場

小松製作所(株)(以下、コマツ)の大阪工場を訪問しました。大阪工場は、生産・開発・生産技術の三部門を有し、海外17拠点のマザー工場としての役割も担う、同社の中核事業所の一つです。
当日は、以下のような流れで工場敷地内を見学しました。

①工場概要説明
②ICT建機デモ見学

少子高齢化、労働力不足等、現代の社会が直面する課題は建機が使われるシーンにも影響を及ぼしています。女性職員が実際に建機を運転している様子を見学し、イノベーティブな商品を次々世に送り出してきた同社の新製品と従来製品との違いを比較対照しました。

③組み立てライン見学(油圧ショベルなど)

大阪工場の組み立てラインでは、タブレット端末の導入等新たな取り組みを積極的に実施することで、組立工員の習熟期間を約40%低減することを実現しています。当日は、生産部担当者の案内のもと、組み立てラインを見学しました。

④安全道場等施設見学

同社の安全教育を行う「安全道場」、世界中の生産・販売・在庫状況のデータや「KOMTRAX」の稼働状況データを集約、分析することで全世界規模の需要予測や生産・販売計画の策定、徹底した在庫管理を行うことを目的とした「グローバル販生(ハンセイ)センター」を見学しました。

⑤質疑応答

受講生からは、「新たなチャレンジを実行し進みながら改善していくことが、中期的には強みに繋がると学んだ。」「商品そのものだけを売るのではなく、顧客の使い方や利便性など考えて常に一歩先を考えている戦略は非常に参考になった。」という声もあがり、たくさんの学びを得た時間でした。

■共同テーマ研究 チームミーティング

9月の中間発表に向けてチームミーティングを行いました。
9月の第4単位では、主任講師である坂爪氏(慶応大学教授)や当コースのOBをお招きし、各グループ研究の中間報告にご意見をいただく予定です。今回は工場見学と講義の割合が多く、チームミーティングは2日目の午後のみではありましたが、「短時間で集中して議論をすることができた」という声もあがっていました。

8月6日(土)

■これまでの振り返り

1日目の花王和歌山工場、2日目のコマツ大阪工場を見学した感想や気付きを共有し、討議を行いました。
自社の製造・開発現場を預かる立場の受講生それぞれの視点で、大変活発な議論が展開されていました。

■講義/グループ討議
「経営戦略とモノづくり戦略」
「企業における価値づくりとは」
「コア技術戦略」
「顧客価値:機能的価値と意味的価値」
一橋大学 イノベーション研究センター長 教授 延岡 健太郎氏

MOT(技術経営)を専門とされている延岡氏にご出講頂きました。
「価値づくり」というテーマを軸に、日本のものづくり経営の在り方や、生産財・消費財における価値の意味、激動の時代の中で日本の製造業が生き残っていくためにどのように自社のコア技術を高めていくべきか等について、国内外多くの企業事例を用いてご講義頂き、午後は午前中の講義をもとにグループ討議を行いました。
今回は、グループ研究を行うグループとは異なるチーム編成(生産財/消費財)にて討議を行ったことで新鮮な気付きもあったようです。

受講者インタビュー

■ホンダエンジニアリング 福本さん

■ダイキン工業 高橋さん

【企画担当】
一般社団法人日本能率協会 JMI生産・開発マネジメントコース担当 勝田・平井
TEL:03-3434-1410 FAX:03-3434-3593
E-mail:Kentaro_Katsuda@jma.or.jp Nozomi_Hirai@jma.or.jp

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