2017年度第6単位振り返り

11月13日(月)

■講演:「航空機産業における自社の取組について」
Toray Composite Materials America, Inc. 小田切 信之氏

シニアテクニカルフェローの小田切氏より、ボーイング社を中心としたシアトルの航空機産業の現況と同社の取組みについてご講演いただきました。
同社の主力製品である炭素繊維のボーイング向けシェアは50%を超え、全体のシェア約70%を日本企業が製造しています。
この炭素繊維をコアとした航空機の燃費向上における技術革新を続けている取組みから日本のものづくりの強さを認識することができました。

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11月14日(火)

■企業訪問①:Boeing Everett Factory

世界最大級の広さを誇るボーイング社のエバレット工場を視察しました。
同工場では747,767,777,787の4種類の航空機の製造、保守を行っています。概要説明後、専門ガイド同行の工場内を見学しました。
航空機産業における同社の圧倒的なポジショニングと競争の優位性を垣間見ることができました。
TPS方式の導入など生産革新に向けた取り組みもなされ、日本のものづくりとの共通点も確認いたしました。

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■企業訪問②:Mitsubishi Aircraft Corporation

国産リージョナルジェット「MRJ」の現地拠点のひとつであるである、MRJ シアトルエンジニアリングセンターを訪問いたしました。
同センターでは、モーゼスレイクの拠点での試験飛行における、試験方案の作成、試験データ解析をはじめとした業務を行っております。
また、それらのデータを日本の開発・設計へ橋渡しをする役も担っております。
2020年の就航を目指した現地企業との協業など開発体制についての取組みを伺いました。

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11月15日(水)

■講演:「ものづくりの新たなパラダイム」
AZCA, Inc. Managing Director 石井正純氏

McKinsey & Co.での業務はじめ、30年以上にわたる経営コンサルティング実績をもつ現地在住のコンサルタントの石井氏よりシリコンバレーの概要、イノベーションエコシステム、日本の製造業の強み・弱みこれから目指すべき方向性などについて講演いただきました。
デジタル化社会が進む中、日本のものづくりはICTリテラシーの強化とデジタルの活用が必要不可欠との警鐘がありました。

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■企業訪問③:Cisco Systems,Inc

ネットワークシステムの販売やサービスを提供している世界的企業である。Cisco Systems,Incの本社を訪問しました。大きく下記の4つのテーマにて同社の取組みを紹介いただきました。

  1. Cisco社が進めるデジタル戦略支援ついて
  2. 工場におけるデジタライゼーションについて
  3. デモスペースにてIoTソリューションのデモ実施
  4. IIC(Industrial Internet Consortium)の概要について

特に①では、自社のハードウエアのサプライチェーンにおけるコスト・リダクションの事例に触れ、ネットワークシステムをコアにした製造業支援の方向性を示されました。

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■企業訪問④:SAP Palo Alto Labs

ドイツを代表する企業であるSAPの研究所を訪問しました。
同研究所はシリコンバレーに約20年間拠点を置き、約4,000名の従業員を擁しております。
主力であるERP事業のコモディティ化が進む中「デザイン思考」を経営に取り入れ大きく変革を遂げました。
駐在されている小松原氏より、デザイン思考の導入事例と、SAPの取組について紹介いただきました。

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11月16日(木)

■企業訪問⑤:PARC(Palo Alto Research Center)

1970年代に米ゼロックス社が「情報のアーキテクト」を理念に開設した研究機関、PARCを訪問しました。
GUIやEthernetなど現代のテクノロジーを支える技術はPARCが生み出したものです。
Directorの大橋氏より、同社の研究テーマやコア技術を商業化する為に、ユーザーの行動特性を徹底的に観察する「エスノグラフィ」を活用した取組みついて紹介いただきました。

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■企業訪問⑥:Wil(World Innovation Lab)

オープンイノベーション促進のための支援を実施しているベンチャーキャピタルのWil社を訪問しました。
パートナーの琴氏より、日本とアメリカの人口動態や経済の違いの考察から何故アメリカでイノベーションが多く生み出されるのか?解説いただきました。
また、同社で取り組んでいる日系企業パートナー向けの人材育成事業の紹介では「そもそもの課題は何か?を探索し続ける」為に、デザイン思考重要であるとSAPと同様にデザイン思考の重要さを指摘されていました。

■企業訪問⑦:Plug and Play Tech Center

かつてGoogle, Paypalも入居していた、スタートアップ企業の成長を加速するための支援施設(アクセラレータ)の代表格である、Plug and Play Tech Centerを訪問しました。
マネジャーの宮崎氏より、イノベーションのエコシステムにおける同社の役割や、スタートアップを支援する為に必要なパートナーの条件について説明いただきました。
また、同社の協力のもとスタートアップ企業との意見交換を行い、スタートアップとの連係の一端を体験しました。

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派遣責任者のみなさまには、改めて詳細のレポートを送付します。
JMI生産・開発マネジメントコースクイックレポートをお読みいただき、
ありがとうございました。

【企画担当】
一般社団法人日本能率協会 JMI生産・開発マネジメントコース担当 勝田・吉田
TEL:03-3434-1410 FAX:03-3434-3593
E-mail: Kentaro_Katsuda@jma.or.jp    takafumi_yoshida@jma.or.jp

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