2017年度第4単位振り返り

1日目【9月14日(木)】

1)【特別講演】

「味の素グローバル経営における価値創造の在り方」
味の素株式会社 特別顧問 山口 範雄 氏

味の素を創業する背景にあった技術力とビジネスモデルを繋ぐ志が、経営理念として継承され続け、企業成長のためお客様と社会を原点にした価値創造とサプライチェーンの技術力向上をお話いただきました。
ご講演では、グローバル展開においてもお客様の嗜好や文化を考慮した開発~調達~生産~物流までの拠点戦略の展開や、地産地消や地域に根差した企業としての確立、そして、これからの味の素におけるグローバル人事や、働き方改革、女性活躍推進などの取り組みについて触れていただき、受講生の質問にもご自身の経験を交えながら経営的視点でご回答いただき、受講生にとって企業を俯瞰した視座と視野の重要性を感じとる貴重な機会となりました。

2)講義・ディスカッション

「購買調達から見たものづくり「~ECMとSCM~」
調達科学研 代表 藤田 敏 氏

調達科学研の藤田氏による「購買調達から見たものづくり~ECMとSCM~」というテーマで講義を行いました。

藤田氏は、ソニー入社から退社までの32年間一貫して調達部門でのキャリアを積まれており、退職当時は調達本部長を務められていらっしゃいました。ソニー時代に培った国内外での調達実務経験に基づく講義は、普段は調達業務に関わる受講者もそうでない受講者も、調達の重要性を再認識し、自社の調達部門や自分の業務との関わりを改めて考え直す機会となりました。

その後、講義及び事前課題をふまえて、バリューチェーンを生み出すための自社の他部門との関わり方についてグループ討議を行いました。

自組織と他組織の連携の在り方や、上手くいっている企業と、そうでない企業の違いなどを「仕組み」「組織」「人づくり」といった視点で分析し、発表いただきました。

2日目【9月15日(金)】

1)第6単位(アメリカ合宿)の案内

11月に実施するアメリカ視察について事務局よりアメリカを訪問する目的やねらい、視察にむけた準備の共有を行いました。今回の視察では、シアトルにおいてはアメリカの主要産業の一である航空機産業の現場視察と、サンフランシスコでは製造業への実用化が進んでいるAI・IoT技術や、シリコンバレーにおける人と技術と経済の成長を加速させ、イノベーションを生み出すエコ・システムのステークホルダー企業を訪問いたします。

【視察・講演先一覧】

  • シアトル
  1. Boeing Everett Factory
  2. Toray Composite Materials America, Inc.
  3. Mitsubishi Aircraft Corporation
  • サンフランシスコ
  1. AZCA Inc.
  2. Cisco Systems,Inc
  3. SAP
  4. Palo Alto Labs
  5. PARC(Palo Alto Research Center)
  6. (World Innovation Lab)
  7. Plug and Play Tech Center

2)共同テーマ研究 

翌日の中間報告会について各チーム準備を進めました。

9月17日(土)

■共同テーマ研究 中間報告会

共同テーマ研究は、他業種のメンバーとの議論と交流の促進を目的に、9か月間5名チームにてものづくりに関する共通の課題や問題意識を共有して進めています。

今回の中間報告会では、これまでに進めてきた成果とテーマの選定理由などを各チームが発表しました。

 

※コメンテーター3名は以下の通りです。(敬称略)

・坂爪 裕  氏 慶應義塾大学大学院 経営管理研究科教授

・髙村 藤寿 氏 株式会社小松製作所 顧問(元取締役CTO)

・久保田 紀行氏 日通NECロジスティクス株式会社 取締役執行役員(2000年度修了生)

■Aチーム

  • チーム名 :Made in Japan
  • テーマ :Made in Japanの今昔モノがたり
  • 概要 :「高齢化社会の加速と労働生産人口が低下による、ものづくり立国としての存在感の低下の危機感」を背景に、日本のものづくりはなぜ強かったのか?という過去の原点と、今の各社の強み弱みを深掘りと分析を行い、10年先を考えた「日本のものづくり」に必要なこと、やるべきことを「仕組み、組織、ヒト」の観点からのアプローチについて発表。

■Bチーム

  • チーム名 :曲がり角、崖っぷち隊
  • テーマ :企業の壁を越えたおもてなしものづくりはコレだ!
  • 概要 :各社の問題意識を下記分類と共有をし、日本の製造業における新たな価値創造リーダーの育成や生き残り戦略などの検討と今後の研究手法を発表。

■Cチーム

  • チーム名 :DICキューブ(DO IT CHALLANGE)
  • テーマ :日本未来作り
  • 概要 :日本の大手製造業も外資系企業に吸収され、国内の製造業の就業者、事業所の推移から減少傾向にある中で、自社の製品郡の特徴や、技術力、課題の現状を認識し、チームメンバーの各社と日本のものづくりの最悪のシナリオと内部・境外部環境を想定しながらグローバルで勝ち残る日本のものづくりとは?についてテーマの方向性について発表。

■Dチーム

  • チーム名 :”頭文字”D
  • テーマ :世の為、人の為になる商品/サービスを提供するためには?
  • 概要 :企業の存在価値として「目指すべきポジショニング」「利益貢献の必要性」「価値貢献とは何か?」という視点から各社の危機感の共有と価値を機能と意味で分け、ユーザー、メーカー、社会の立場から見た時の“場”に着目したテーマを発表。

■Eチーム

  • チーム名 :MKO(まずは、君が落ち着け)
  • テーマ :日本のものづくりの将来に必要な新たなコアとは?
  • 概要 :各社が抱える足下の課題を共有と整理し、その課題が招くシナリオと結果(ネガティブ)から、ありたい姿と成功のストーリーと要因(ポジティブ)を考え、「今までのものづくり力維持・向上」に必要なコアをテーマと方向性について発表。

■Fチーム

  • チーム名 :たたみーぜ
  • テーマ :5000万人社会のものづくり
  • 概要 :日本の総人口と日本人の労働力人口を超長期の視点から想定されるストーリーと要因の関連性を考察し、「未来のシニア人材が楽しく働くためには?シニア像とは?」に焦点を当てた、「残すべきコア技術とコア領域」「自動化領域」「人財育成方法」についてテーマ選定と方向性を発表。

■共同テーマ研究 チームミーティング

中間報告で受けた指摘や質問をもとに、チームミーティングを行いました。

短い時間ではありましたが、コメンテーターの方々にも各チームのミーティングに入っていただき、近い距離で意見交換を行うことができました。各チームとも中間報告では「自分たちの考えが伝えきれなかった」という悔しい思いがあったようでしたが、その後のチームミーティングでの討議ではそのような消化不良を解消できたようです。

「JMI生産・開発マネジメントコース クイックレポート」をお読みいただき、誠にありがとうございました。後日、派遣責任者の皆様には、改めて詳細のレポートを送付します。
引き続き、当研修について何卒宜しくお願いし申しあげます。

 

【企画担当】
一般社団法人日本能率協会 JMI生産・開発マネジメントコース事務局 勝田・吉田
TEL:03-3434-1410 FAX:03-3434-3593
E-mail: jmi_skm@jma.or.jp

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