マツダインタビューその1|マツダのブラント価値経営とは?


JMI生産・開発マネジメントコースの修了者である、マツダの林さん(技術本部 パワートレイン技術部 主管、2015年度当コース修了)を訪問しました。
日本能率協会の勝田 健太郎がインタビューいたします。(以下敬称略、役職当時)

マツダのブラント価値経営とは?

勝田
それでは、マツダ株式会社の林様にインタビューをさせていただきます。

まずは、現在のお立場、役割について教えてください。


生産技術本部に所属しておりまして、生産技術の現場で、パワートレイン技術部のエンジン技術を担当しています。

主にスカイアクティブを担当しており、現在は次期のスカイアクティブを開発しております。

我が社は内燃機関で頑張っていますので、他社よりも、大変性能の上回るエンジンを開発できそうです。

あとは海外でのプロジェクトがあります。

タイに組立工場があるのですが、来年、機械加工ラインを据えつけて、再来年の春ぐらいには量産を開始する準備を進めております。

そうした生産技術としての役割と、もうひとつはマツダには「ブランド価値経営」という取り組みがありまして、そこの部のリーダーもしております。

今、ブランド価値経営は第二フェーズに入っている状況ですが、まず初めは自社の商品を理解するところからですよね。

そこで、このブランド価値経営というものをしっかりと理解して、腹落ちして、そしてその次に行動をしていき、それを広げていくというプロセスのステップがあります。

以前から、ブランド価値経営を進めてきていますので、今はその第二段階、行動をしましょうという段階です。

その行動を引っ張っていく時に、重要度をあげて取り組んでいるのは「インナー着火」です。つまり、いろいろやれとか言われても、頭では理解してもやらないわけです。
行動できないから、いかに一人ひとりの心に火をつけるかということをやっています。

勝田
それは会社の中での取り組みということですか?


そうです。

社員の心にいかに火をつけていくかということを、一生懸命やっているという感じですね。

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